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もっと快適!コミュニケーション
いいたいことがいえる話し方、聴きたいことがきける聴き方
コミュニケーション力 スキルアップマガジン No.30
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このメールマガジンでは、コミュニケーションにおける論理的な場面と
情緒的な場面の両方を取り上げていきます。
━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■5パラグラフ・コミュニケーションのすすめ ――古波倉正嗣■
■考え方を変えれば、人生は楽しくなる――どんな感情? ■
■セミナー案内
2月■論理力を鍛える! ディベート入門講座
3月■ロジカルシンキング&プレゼンテーション講座
■論理力を鍛える! ディベート入門講座
4月■論理力を鍛える! ディベート入門講座
5月■論理力を鍛える! ディベート入門講座
□ディベート・オープン・スペース(ディベート勉強会)例会ご案内
■本のコラム「ちょいデキ!」「知床の少女」
■編集後記
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■5パラグラフ・コミュニケーションのすすめ■
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私達は仕事において、言葉を通じて相互に情報を伝えあっている。ただ、
言葉にするだけでは不十分だ。情報を分かりやすく、論理的に情報を伝えっ
て初めて仕事は一歩前へ進む。
仕事上のコミュニケーションの基本である報告・連絡・相談(報・連・相)
に始まり、プレゼンテーションや会議での発言、または、文書作成やメー
ル作成においても、「分かりやすく・論理的」に伝えることは、昨今、一つ
の価値であるとさえ言われている。
では、どのようにすれば、分かりやすく、論理的に伝えることができるの
であろうか。今回は、比較的簡単に習得でき、その上で、効果的に情報を伝
えることを可能にする基本の型をご紹介したい。
■ 情報は口頭、文書、いずれも、5パラグラフの構造を作って伝えると、
効果的である。
パラグラフとは、日本語で言うところの「意味段落」に相当する。伝える
べき情報を3つのポイントに絞り、序論と結論でサンドイッチにした5つの
パラグラフで構造化すると良い。下記の構造で、情報をメモ書きなどで整理
することが最初のステップだ。
□ 5パラグラフの構造
第1パラグラフ:テーマとこれから伝ええる内容の要約を伝える
第2パラグラフ:1つ目のポイントを伝える
第3パラグラフ:2つ目のポイントを伝える
第4パラグラフ:3つ目のポイントを伝える
第5パラグラフ:テーマとこれまで伝えた内容の要約を伝える
全体の情報が5つのパラグラフで整理できたら、各パラグラフ内で伝える
情報も5つで整理する。この場合は、5つのセンテンス(文)で構成する。
□ 1つのパラグラフ内の構造
第1センテンス:そのパラグラフでの結論または要約を表現する
第2センテンス:根拠の1つ目を表現する(理由や事実)
第3センテンス:根拠の2つ目を表現する(理由や事実)
第4センテンス:根拠の3つ目を表現する(理由や事実)
第5センテンス:そのパラグラフでの結論、要約、又は次のパラグラフ
へのつなぎを表現する
以上のように、1)伝えるべき情報を5つのパラグラフで整理し、2)各
パラグラフを5つのセンテンスで表現すると、情報はこれまで以上に、分
かりやすく、論理的に伝わっていく。その結果、仕事が一歩前へ進むわけ
だ。
もちろん、伝達情報を3つに絞り込めない場合もあるだろう。その場合は、
パラグラフ数を増やせばよい。ただし、口頭で伝える場合は、脳の情報処理
のメカニズムからみると、3つ以内が望ましい。文書においては、ポイント
にして5つが処理上の限界であることも覚えておいて損はない。
古波倉正嗣 (ヒューマンキャピタル・イニシアティヴ代表)
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※ 考え方を変えれば、人生は楽しくなる――どんな感情?
※
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前回までの復習
今回のポイント
感情にはいろいろとある
人生を楽しくさせない感情
※前回までの復習
物事の捉え方が感情を生み出しているのです。
※今回のポイント
物事の捉え方が、どんな感情を生み出しているのか、その感情にはどんな種
類があるのか、ということを考えてゆきます。
※※感情にはいろいろとある※※
ところで、感情はどれだけの種類があると思いますか?
「感情に種類はあるか?」
「喜怒哀楽の四種類?」
……
とセミナーなどで問いかけると、様々な答えが返ってきます。
感情といっても様々なものがありますね。
怒り、悲しみ、楽しい、淋しい、不安、嬉しい、自責、耐えられない、誇ら
しい、閉口、懸念 等々
数を数えていったら、それこそ数限りありません。
様々な感情を考えてみると、方向があるようです。
方向とはプラスの方向、マイナスの方向の二つです。
先ほどの例を分けてみましょう。
(+)プラスの方向の感情
楽しい、嬉しい、誇らしい
(−)マイナス方向の感情
怒り、悲しみ、淋しい、不安、自責、耐えられない、閉口、懸念
マイナス方向の感情、ネガティブな感情を持った時、私達はどんなことをす
るでしょうか?
例えば、電車の中で他の人に足を踏まれてしまったら、まあ、それほどは痛
くありませんでした。さて、どうしますか。
・「アイテテ」と少し顔を顰めて、痛いことをアピールする
・「何をやっているんだ」と叱責する、あるいは怒鳴る
人はものごとをどのように捉えるかで、行動も変わってきます。
その行動の背後にあるのは、感情です。
最初の人「アイテテ」とアピールする人は、どんなことを感じていたのでし
ょうか。
次の人は「怒鳴る」人は、どんなことを感じていたのでしょうかね。
最初の方は、「閉口」(まいったなあ)くらいを感じていたのかもしれません
ね。だから、アピールできたのでしょう。
次の人は、かなり激しい怒りを感じていたのかもしれません。だから、怒鳴
ってしまうのでしょうね。
どうも、感情と行動は密接に繋がっているようです。
しかも、激しい感情を感じた時、私達はあまりよくない行動(自滅的な行動)
をとるようです。
深い悲しみに囚われたら、閉じこもってしまうかもしれません。
激しい不安に駆られたら、逃げ出してしまうかもしれません。
強い自責の念に駆られたら、自分の存在を消そうとするかもしれません。
※※人生を楽しくさせない感情※※
激しい感情は自滅的な行動を促すので、不健全です。なので「不健全でネガ
ティブな感情」といわれています。
それほどでもない感情は、自滅的な行動を呼ぶわけではありません。なので
「健全でネガティブな感情」といわれています。
私達の人生を楽しくさせない感情
不健全でネガティブな感情をどうにかしなくてはならないのです。
次回、不健全と健全の違い、感情の源泉を探る、です。
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※ (有)N&Sラーニング 公開講座のお知らせ
※
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□2月23日(土)
□3月22日(土)
□4月12日(土)
□5月17日(土)
思考力とコミュニケーション力を鍛える ディベート入門講座
□3月15日(土)
ロジカルシンキング&プレゼンテーション講座
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□ 論理的思考力と論理的コミュニケーション力を鍛える!
ディベート入門講座 □
http://www.nands.net/debate-nyumon.htm
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■日時■ 第21回 2008年02月23日(土) 10:00〜17:30
■日時■ 第22回 2008年03月22日(土) 10:00〜17:30
■日時■ 第23回 2008年04月12日(土) 10:00〜17:30
■日時■ 第24回 2008年05月17日(土) 10:00〜17:30
■会場■ 東京・足立区 北千住 東京芸術センター 9階会議室
北千住駅 西口より徒歩10分
■こんな方にお薦めです■
・ディベートがはじめての方
・つい相手のペースに乗ってしまって言いたいことが言えないと思っている方
・ロジカルシンキングやプレゼンテーション能力を鍛えたいと思っている方
・ディベート研修を考えている企業研修担当の方
・ロジカルシンキング、ロジカルプレゼンテーション講座を終えて、
次のステップを考えている方
■内容■
ディベートで、ロジカルなコミュニケーションスキル全般を体験します。
経験豊かな講師が、論理的思考・プレゼンテーションスキル・傾聴の方法など、
議論の技術についてわかりやすく説明します。
また簡単なディベートの体験をします。実際にディベートをすることで、論理
的思考能力、論理的コミュニケーションスキルについて体験的に習得すること
ができます。
ディベートは「議論」の力を鍛えるための訓練方法です。
「議論」は、相互の理解や合意、了解、了承を得るため論理的なコミュニケ
ーションです。
議論をするためには、適切な思考(論理的思考力)、論理的なコミュニケーシ
ョンスキル(プレゼンテーションスキル・リスニングスキル)が必要です。
論理的思考ができれば、物事を適切に理解し、判断できるようになります。
ロジカルコミュニケーションスキルが身につけば、的確に伝え、納得しても
らうことができるようになります。相手の行っていることを理解し、もし納得
できないときには冷静に批判や反論をすることができるようになるでしょう。
★カリキュラム★
■午前――ディベートの概略説明
1:論理的思考の方法を説明し、簡単な演習をします。
2:ディベートのやり方を説明し、
プレゼンテーションスキル(立論・反駁)や議論に対する質問(反対尋問)、
議論の検証(反駁)の方法について理解をしていただきます。
3:ディベートの実際をビデオで観て、午後の演習への準備をします。
■午後――ディベート演習
ディベートは、議論のシミュレーション演習をします。
参加者同士グループを組んで、一つのテーマについて議論を準備します。
(テーマや資料はこちらで用意します)
試合形式の演習をします。
演習を通して、午前中に学んだ論理的思考や、コミュニケーションスキルを
実際に試してみます。
■主催者からひと言■
ディベートはビジネスパーソンに必要な「知的基礎体力」を鍛えます。
知的基礎体力は、論理的思考力、論理的なコミュニケーションスキルです。
ディベートは、論理的に考え、ロジカルにやり取りをします。そこで知的基
礎体力が鍛えられてゆきます。
是非、一度受講下さい。
■費用■ 20,000円(お振り込み下さい)
■定員■ 8名(定員になり次第締め切ります)
■講師■
西部直樹(全国教室ディベート連盟常任理事・日本ディベート協会会員)
1958年北海道生まれ。
広告制作会社、作家個人事務所を経て、研修教育関連会社に入社。
ディベート講師として、年間50回以上の研修を担当する。
94年に独立。
ディベート・プレゼンテーションなどのロジカルコミュニケーションスキル
関連の研修と、
産業カウンセラーとして、メンタルヘルス関連の研修講師を務める。
論理と感情の両面に通じた研修事業を展開。
企業・公務員の研修講師を数多くつとめる
また、学校教育にも積極的に関わっている。
(有)N&Sラーニング代表取締役
全国教室ディベート連盟常任理事
産業カウン セラー
論理療法士
東京大学非常勤講師
お茶の水女子大学非常勤講師
金城学院大学非常勤講師・東京
都立つばさ総合高等学校非常勤講師
著書
「はじめてのディベート」
「ディベート入門講座」
「議論力が身につく技術」
「
実践ディベート研修」
「1分間相手をやり込める技術」他
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話し方がロジカルになる、わかりやすくなる
ロジカルシンキング&プレゼンテーション講座
論理的思考力とプレゼンテーション力を鍛える
http://www.nands.net/logical.htm
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■日時■第2回 2008年3月15日(土)10:00〜17:30
■会場■ 東京・足立区 北千住 東京芸術センター 9階会議室
北千住駅 西口より徒歩10分
■こんな方にお薦めです■
・アイディアをうまく整理したり、伝えたりすることができない、という方
・うまく話をまとめることが出来ない、と思っている方
・話をしているうちに「何を話しているのか」わからなくなってしまったこと
がある方
・「何を言っているかわからない」といわれたことがある方
■内容■
思考(考えていること、ひらめいたアイディア、思いつき)を整理し、
わかりやすく伝える技術学びます。
ロジカルシンキングでは、
考える時に浮かんでくるさまざまな要素を整理する方法、論証の方法を学び
ます。
論理的に説明し、聞き手が理解、納得する形を学びます。
論証の方法を学ぶことで、自分の考え、アイディアを整理することが容易に
なります。
たやすく整理することができれば、より納得性を高めるためのチェックもで
きます。
たやすく整理することができれば、他の人の話を聞く時にも、整理しながら
受け取り、理解することが容易になります。
たやすく整理することができれば、よりわかりやすく伝えることもできるよ
うになります。
プレゼンテーションでは、
ロジカルシンキングで整理したアイディアを聞き手が理解しやすい形で伝え
る、構成法、配置のパターンを学びます。数多い演習を通して、技術を身に付
けます。
理解しやすい形ができれば、聞き手の納得を得ることが容易になります。
理解しやすい形ができれば、自分のプレゼンテーションが論理的で、説得力
を持っているかを精査することが容易にできます。
理解しやすい形ができれば、他の人の話を聞く時も、整理しながら聞くこと
ができ、より理解することができるようになります。
■カリキュラム■
・ファースト演習:他人紹介
短時間で情報を収集し、伝える演習をします。
・ロジカルシンキングの種類と特徴
代表的四つのロジカルシンキングのアプローチを説明します。
論理学・ツール・心理学・論証
・ロジックの基本
論理的思考の基本を説明します。
・演習
論理的思考の基本を深めるための演習をします。
短文・長文の分析、具体的な例を通して構造化して理解する術を身につけ
ます。
・理解の心理
人はどのように「理解」をするのか、心理面から説明します。
・構成の基本
わかりやすく伝えるため、プレゼンテーションの内容の構成方法を説明し
ます。
・配置の基本
状況に応じた情報の配置方法を説明します。
・プレゼンテーション演習
簡単なテーマでプレゼンテーションの練習をします。
プレゼンテーションは、録音します。
・フィードバック
講師から、プレゼンテーション演習について、録音を振り返りながら、フィ
ードバックをします。
■期待される効果■
話し方が変わります。
話し方がロジカルになります。
話し方がわかりやすくなります。
■定員■ 8名(定員になりましだい、締め切とさせていただきます)
■費用■ 20,000円(お振り込みでお願いします)
■講師■ 西部直樹
(全国教室ディベート連盟常任理事・日本ディベート協会会員)他
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お申し込みから受講まで
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お申し込み
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申込確認と受講料のご請求書を返送いたします。
↓
請求書到着後1週間以内にお振り込み下さい。
↓
ご入金が確認できましたら、正式のお申し込みとなります。
↓
正式なお申し込みができた方には、
開催の約1週間前に、ご案内のメールを送信します。
↓
受講いただきます
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●キャンセルポリシー
※ 原則としてお申し込み後のキャンセルはできません。
申込後、都合が悪くなった場合は代理の参加者名をお知らせください。
万一、参加申込の取り消しをされる場合、
以下の通りキャンセル料が発生します。
予めご了承ください。
●7日前〜3日前
受講料の半額
●前々日〜当 日
受講料の全額
※ キャンセル料が発生した場合、返金手数料1,000円差引、御返金します。
開催前々日のキャンセルの場合は、御返金いたしかねます。ご了解下さい。
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□ ディベート・オープン・スペース(ディベート勉強会)例会案内□
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基礎を理解したら継続してブラッシュアップ!
論理的思考力・コミュニケーションスキルUP!
ディベート研修やディベート入門講座を終了後、
さらにディベートの訓練をしたい、という方のための勉強会です。
○日時:2月24日(日)1時〜5時
○場所:足立区北千住 東京芸術センター 9階 会議室 3
北千住駅より徒歩5分
■内容
●自己紹介(スピーチ練習付き)
●10分間スピーチ
●論題「日本はタバコを全面的に禁止すべきである」
リンクマップを作成
立論の検討
マイクロディベート等
※論題に関する資料は各自調べてきて下さい。
※初めての方、久しぶりの方、是非ご参加ください。
○費用:一般 1,000円 大学生・高校生・中学生 0円
○対象:ディベート研修・入門講座修了者
○申込:ディベート・オープン・スペース 問い合わせ・申込
http://www.nands.net/kouzaannai.html
○予定:
3月16日(日)――東京芸術センター(足立区北千住)
4月20日(日)――東京芸術センター(足立区北千住)
5月18日(日)――東京芸術センター(足立区北千住)
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――■ 本のコラム ■――
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●ちょいデキ! 青野慶久 文春新書
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4166605917?ie=UTF8&tag=nandslearning-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4166605917
――兄貴の知恵袋――
ディベート研修後のアンケートには、次のような文章がよく並ぶ
「ディベートはこれからのビジネスに必要なスキルが詰まっています。使いこ
なせるように、日々頑張ります」
「ディベートは大変だけれども、身に付けるにはもう少し練習が必要です」云々
ディベートはビジネスに必要な技術だが、修得には多少の時間がかかる。研修
でディベートスキルの必要性を理解した人は、スキル修得の道のりの遠さを嘆
くのである。
スキル獲得に王道はない。
ディベートを練習するには、時間もかかる。
しかし、ちょいとの工夫で練習も可能だ。
ディベートのスキルはいくつもの要素に分かれている。それぞれを日常の中
で意識的に鍛えればいいのだ。
話す時には論理的と意識し、立論のフレームを応用してみる。
聞く時にはメモをとる。
雑誌のコラムを読みながら、筆者の論理の流れをフローにしてみる。
テレビの解説に反論をしてみる等々
ちょっとディベート的、を意識すると、修得の道のりも遠いけれど、苦しく
はないのである。
初めからスーパーディベーターを目指すと、苦しくなる。例えば、アメリカ
の大統領候補のような飛び抜けたディベーターになろうと思ってもなれるもの
ではない。早々に挫折が待っているだけだ。
ビジネスでも高度なビジネススキルを目指しても、「私にはできない」という
思いしか残らない。
筆者は「渡邊社長の手帳術は、私にとってはまさに”北斗神拳”でした。身
に付けたいけれど、身に付けることはできない。手の届かない技でした。」と自
らを語り、「誰でもいつでも簡単に取り組める”太極拳”」のビジネススキルを
伝授している。
ちょっとやればできそうなのものばかりだ。
曰く「話すことを諦めろ」という。上手なトークは、誰でも、いつでもでき
るわけではない。準備も必要だし、練習も必要だ。ここで、北斗神拳よりも、
太極拳でいけという。話すことを諦めろ、というのだ。話すことを諦めるのは
誰にでもできる。話さなければ、相手から質問が出てくるだろう。そうすれば、
相手が聞きたいことを話すことができる、というのである。
たしかに、テレビに出ているコメンテーターやキャスターのように話すのは
至難の業だ。それを目指しても、挫折するだけ、誰もができないから、彼らに
は商品価値があるのだ。誰もがスーパービジネスマンになれない。できること
からすればいいのだ。
このような、そういわれれば、そうだな、という「兄貴の知恵袋」的な話が
満ちている。
この「兄貴に知恵袋」の強みは、これが東証一部上場社長の実体験からでて
いるということだ。
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知床の少女 喜多由布子 講談社
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062143208?ie=UTF8&tag=nandslearning-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4062143208
東京で高校受験に失敗し浪人生活をおくる少女が、祖父の計らいで知床の羅
臼(らうす)という小さな町で過ごすことになる。そこで出会った人たちとの
交流と少女の成長を描く。
清々しい、この言葉がしっくりくる小説だ。
少女の成長の過程にあるのは苦悩でも絶望でもなく、暖かさである。
田舎の濃密な繋がりがあり、支える心がある。
それが少女を頼りなげな少女を凛々しい少女に変えていくのである。
この小説のもう一つの主題は、働くことはどういうことなのか、ではないだ
ろうかと思う。
働くということが実に平明に描かれている。
例えば、この一節に込められている。
「亜紀はひたすら鮭のフィレを洗い、パレットを並べつづけた。」
前述の「チョイでき!」に、「やりたいことを探していませんか?」という項目
がある。
やりたいことがないという前に、目の前のことを頑張ってみたら、と青野氏
は諭すのである。
私がしたいのはこれじゃない、やりたいことがない、私にぴったりの仕事が
あるはずだぁ
という人は何もできない。
まあ、とりあえず、ひたすら、やってみるといい。
その「ひたすら」の中から、少女は未来へむかっていくのである。
そして、文章からは、知床の季節の移り変わりの色合いが匂い、冬の空気の
凛烈さが肌に伝わってくる。
いい小説です。
――文責 西部直樹
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――■ 編集後記 ■――
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立春を過ぎても寒い日が続きますね。
皆様如何お過ごしですか?
今号から「書評」欄を設けました。
本の選考は、文責者の好みです。必ずしもコミュニケーション関連とは
限らない、と思いますが、皆さんの参考になれば幸いです。
─◆本誌のバックナンバーは
http://nands.way-nifty.com/nands/cat5437920/index.html
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配信先変更については、一度購読を解除されて再度お申込みください。
─◆企業の教育ご担当者様からの教育・研修に関するご相談は、
下記のアドレスまでお願いいたします。
nands@nands.net
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*発 行/編 集
有限会社N&Sラーニング:http://www.nands.net/
*発行人/編集人:西部直樹 nands@nands.net
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