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2002年9月22日の例会


参加者:11名
場所:こどもの城(渋谷駅)
時間:13:00〜17:00

内容
■自己紹介:3つスピーチ付き
「3つスピーチ」というのは、次のようなスピーチのことです。
「○○なこと、三つお話しします。
  • 一つ目は、〜〜〜
  • 二つ目は、△△
  • 三つ目は、□□
以上、○○なこと、三つお話ししました。」
少し抽象的な見出しの下に、具体的な話を三つします。プレゼンテーションの基本、ラベリング・ナンバリングの練習です。
即興スピーチなので、内容がどうかよりも、形を整えることが大切です。
ちなみに私がしたのは、次のようなものでした(一部抜粋)
「最近、辛かったことを三つお話しします。
  • 一つ目は、「女子大生は辛い」です。
  • 先日、ある女子大でディベートの集中講義の講師をしてきました。
    女子大生を教えるのは、辛かったです。なぜなら、〜〜〜
  • 二つ目は、「青森は辛い」です。
  • 三つ目は、「飛行機の機内食は辛い」です。」
ディベート・オープン・スペースでは、毎回、簡単な自己紹介をして、ついでにプレゼンテーションスキルの練習もしています。
■リンクマップ作成
太田昌宏氏の司会で、全員で「日本は核武装すべきである」の論題についてのリンクマップを作りました。
■静かなディベート
今回は新しい試み、「原稿用紙ディベート」をしました。口頭での発表をしない、原稿用紙を使って、筆記でのやり取りだけのディベートです。
原稿用紙ディベート2人対戦
2人一組で、肯定否定の立論を書き、その原稿を交換しながら、尋問、応答、反駁をしました。
ディベートの最中は、実に静かなものでした。
原稿用紙ディベート 回転戦
4人で1グループ×2グループの対抗型原稿用紙ディベートです。
肯定・否定が交互になるように八人でテーブルを囲み、反時計回りに原稿を渡してゆきます。
思ってもいない議論が回ってくる、スリリングなディベートでした。
原稿用紙ディベートは、ディベートの演習の前に、論点の整理、反論の練習、立論をブラッシュアップに役立つなと思っています。
これからも、論題が決まった後に、練習の練習としてやってみようと思います。
■参加者の感想
  • 相手の主張がよくわかる。(二回目のは)前の分(直前の反駁など)を読むだけだった。
  • やりやすい。読むので、的確でないところがわかる。わかったなりに難しいが。
  • 考えをまとめる練習にはいい。二回目のは、反対尋問の応えをもらえないので、ストレスがたまる。
  • 書くのでいっぱいいっぱい。二回目のは、筋が見えなくて、、屁理屈ばかりになった。
  • 書いてみるとはっきりしてくる。理解できる。
  • 尋問と反駁の区別がつきにくい、質問から反駁になる。
  • 比較ができない。二回目のは、予想外の応えに対する対処能力の向上になる。
  • 読むのが遅いので、直前だけでいっぱいいっぱい。