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はじめてのディベート


はじめてのディベート 西部直樹 著 あさ出版 1500円+税
本書は、初めてディベートに触れる方を念頭において、実際にディベートをするときに最低限必要な知識を得られるようにしました。
本書を一通り読めば、どのようにディベートをすればいいのかが理解することができることと思います。

目次
基礎知識編 ディベートとは何かを知っておこう
実践編1 論題を設定し議論を準備する
実践編2 ディベートの試合では何をするのか
技術編 知的基礎体力を高める基礎知識・スキル
再現編 論題「日本は酒を全て対面販売にすべし」
活用編 ディベートの力を養い、試し、活用する

■読売新聞 99/2/1
論理的な思考とコミュニケーション能力を磨くため、教育現場にも取り入れられているディベート。
しかし、具体的にはどのような準備をし、どのような進め方をすればいいのか。
そんな疑問を持つ初心者に向けて、ディベート講師である著者がわかりやすくその流れを解説したのが本書。
準備段階の情報収集から実際の対戦方法、議論のテクニックまで内容は多岐にわたっているが、一方で「知的基礎体力」を育てるためにディベートが有効であると強調。
「表層的な知識」が通用しない変革の時代にあって、ディベートが果たすべき教育的効果にも論及している。
■仕事の教室 99/4
議論の組立方などを詳しく解説。論理的思考力、プレゼンテーション能力を鍛えよう。
■授業づくりネットワーク 99/3
いわゆるビジネス書に分類される本である。
しかし本書の著者は「ディベート甲子園」の仕掛け人の一人、全国教室ディベート連盟常任理事の西部直樹氏である。
論題づくりから立論・反対尋問・反駁・審査の方法がわかりやすく書かれている。
教師が読んで特に役に立つと思われる点は二つ。
  • ディベートで養われる知的基礎体力とは何か。
    ビジネスマンを例に説得的に語る。
    西部氏の生業は企業などを中心とするディベート研修である。
    生徒たちにディベートを語るときにこの文章を読んでおくと説得力が違ってくるはずである。
  • プレゼンテーション・スキルについて一章を割いて詳述している。
    西部氏はディベート研修の他にプレゼンテーション研修も行う。文字通りのプロである。
    「使える技術」が惜しげもなく披露されている。