DOSディベートの特徴
論題:政策論題(政策の有効性を議論の対象とする論題)に限定
『日本はサマータイム制を導入すべし』
『日本は大統領制に移行すべし』
『日本は郵便事業を民営化すべし』
『地方自治体は採用条件から国籍条項を削除すべし』
『日本は陪審制を復活すべし』
『日本は学校給食制度を廃止すべし』
議論の傾向:リサーチ時間が少ない → 証拠の提出が少ない
DOSのディベートでは、証拠の提出が少ない傾向にあります。
これは、社会人中心のため、学生の協議ディベートのようには、リサーチに時間がとれないからです。
これは、証拠を軽視しているわけではなく、もちろん、証拠が提出されればそれだけ議論の説得力は増すものとジャッジされます。
チーム構成:基本的には1対1ティベートです
これは、主に社会人中心のため、打ち合わせ時間がとれないからです。
フォーマット:立論二回形式
第1立論では、肯定側ならメリットを、否定側ならデメリットだけを述べる。
第2立論では肯定側ならデメリットアタックを、否定側ならメリットアタックのみを行う。
この立論二回方式の利点は、防御と攻撃を分けることで論点が明確になることと、立論ですべて論点が出るので、反駁に入ってからのニューアーギュメントが減る(わかりやすい)ことである。したがって、否定側第1反駁で、否定側第2立論で述べていない点に言及した場合、ニューアギュメントとなるので注意が必要です。

・肯定側第一立論      定義、プラン、メリット
・否定側からの尋問
・否定側第一立論      定義、デメリット
・肯定側からの尋問
・作戦タイム
・肯定側第二立論      デメリット攻撃
・否定側からの尋問
・否定側第二立論      メリット攻撃
・肯定側からの尋問
・作戦タイム
・否定側第一反駁      メリット攻撃、デメリット支持
・作戦タイム
・肯定側第一反駁      デメリット攻撃、メリット支持
・作戦タイム
・否定側第二反駁      メリット攻撃、デメリット支持
・作戦タイム
・肯定側第二反駁      デメリット攻撃、メリット支持